プロモ・ジャパンのテーマは
人と自然に優しい各国の商品を日本のお客様にご紹介することです
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Promo Japan Ltd.
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70年代、アトピーなんて言葉もない時代がありました。
幼少の頃からアトピー、乾燥肌に悩まされていた私の肌遍歴談
何らかの参考になれば幸いです。
《 店長の肌遍歴 》
| 小学生高学年〜中学生
70年代アトピーなんて言葉もない時代。石鹸もシャンプーもその辺で売られているものを使っていました。ところが、腕に湿疹ができるようになり、皮膚科でもらうステロイド薬を繰り返し使用。おまけに極度の乾燥肌で、低学年の頃から洗顔後は化粧水+乳液を塗っていました。唇の乾燥がひどく、冬はリップクリームを10分おきに塗らずにはいられない。学校へリップクリームを忘れてしまうともう悲惨。乾燥して唇をなめることを繰り返し、「ベロベロ菌」と言われていじめられる始末。

またこの頃CMで人気タレントが宣伝している洗顔フォームを使いはじめました。ところが試す度に頬が真っ赤に腫れてしまいます。また、化学物質に弱い体質で、家具店にいくと目が痒くなり、くしゃみがとまりません。小・中学校が新設校で、木を多用した音楽室と体育館にいると同じ症状でした。当時はシックハウス症候群・化学物質過敏症なんて言葉がなく、原因不明。今思えば木の接着剤に反応していたんですね。鼻炎といわれ、小4の時には毎週注射で鼻炎を抑えていました。

中学生になって、TVで宣伝しているものは私の肌に合わないらしい、と気づくぐらいに賢くなり、低刺激な洗顔フォームやシャンプー(それでも合成界面活性剤)を使うようになりました。顔が赤くはれ上がることはあまりなくなりましたが、相変わらず乾燥がひどく、洗顔後の化粧水+乳液は欠かせません。また、冬場は肌が象のようにヒビわれるので全身に保湿オイルを塗っていました。


| 高校生〜大学生
体が大きくなって抵抗力がついてきたせいでしょうか。腕の湿疹はほとんど出なくなりました。高校も築40年の校舎になったため、鼻炎も治まりました。でも、乾燥は相変わらず、リップクリーム、化粧水+乳液、冬場の保湿クリームは欠かせません。大学生になっておしゃれ心が芽生え、ブラジャーもワイヤー入りのおしゃれなものを買いはじめました。すると、ホックと肩ひもがあたる皮膚に湿疹が。化学繊維がダメだったんですね。それでもステロイドを塗りながら使っていました。シャツの背中に湿疹の血がにじんで、「どうしたの??」と言われることもしょっちゅう。成人式の前には美顔エステに行って、逆に顔がボロボロになりましたっけ。以来、エステ恐怖症です。


| 社会人の4年間
人並みに毎日お化粧しておりました。ところが26歳の時突然手・腕に湿疹が。皮膚科でアトピーと言われステロイド薬で抑えましたが、塗るー>おさまるー>よりひどくなって再発?>より強い薬に、の繰り返し。そのうち、顔や全身にも湿疹が。友人に「自然食にしたら。」と言われました。当時西荻窪に住んでいて、近くに自然食の八百屋さんがあり藁にもすがる気持ちで通うようになりました。食品、石鹸・シャンプー、洗剤、全てここで購入。それでもなかなかアトピーが改善しません。特に手がひどく、かゆみを麻痺させるために熱いお茶か氷の入った紙コップをよく触ってました。ブラジャーはそのままつけられないので、シルクの下着を着てその上につけるという、ロボット(?)スタイル。ほとんどの買い物を自然食品店ですませ、飲み会の誘いも断り自炊、外食は自然食レストラン。下着はシルク、化学繊維は身につけない。石鹸は無添加石鹸、シャンプーは石鹸シャンプー。洗濯は粉石鹸。アトピーを治そうと必死で1年程こんな生活を続けました。ところが、必死なのにちっとも改善しません。無添加の石鹸・シャンプー・化粧水だけを使っているのに、肌はカサカサしてかゆみもおさまらない。自然食店にあった濃い緑・茶色のオリーブオイル石鹸をつかってもダメでした。 

この頃、三一新書「あぶない化粧品」シリーズなど石鹸、化粧品に関する本も読みあさりました。合成界面活性剤の怖さがわかりました。また、「あぶない化粧品」で書かれている基礎化粧品(化粧水・乳液)・リップクリーム依存症ってもしかして私のこと?と気づきました。基礎化粧水・リップクリームなどは塗れば塗るほどよけい乾燥し、また塗らずにはいられなくなる、というのです。そこで、基礎化粧水・リップクリームをやめてみました。洗顔後、何もつけないことを1ヶ月我慢すれば肌が自ら潤う力を取り戻す、と本には書かれています。無添加石鹸で洗顔後、何もつけない。思い切って試してみました。ところが、あまりの乾燥ですぐに挫折。化粧水はやめることはできませんでした。そのうえ乾燥とアトピーのかゆみを抑えるため、保湿オイルや無添加アロエベラジェルなどを日に何度も塗っていました。


| 28歳、一番しぼりオリーブオイル石鹸に出会う
28歳でトルコ人と結婚。29歳の時にトルコのエーゲ海沿岸に遊びにいきました。そして近くの農家においしいオリーブオイルを買いに行ったとき、白いオリーブオイル石鹸ももらいました。それまで日本では濃い緑・茶色のオリーブオイル石鹸しか見たことがなかったのでびっくり。農家の娘フンダさんは「オリーブオイル石鹸は白いもの」と言うのです。しかも「私は髪も体もこれで洗ってそれで終わり。」というフンダさんの肌のきれいなこと。さっそく使ってみてさらにびっくり。今までどんな無添加石鹸でも洗ったあとはツッパリ、カサカサ感があったのに、それが全く無い。本当にしっとり、なんです。これなら化粧水もいらないかも、と化粧水断ちに再挑戦してみました。最初の2週間ぐらいは少しカサつく気がしましたが、蒸しタオルを使うなどして我慢し続けて1ヶ月。なるほど、1ヶ月で全くカサつかなくなりました。もう化粧水はいりません。痒みを抑える保湿オイルやジェルも一緒に止めてみたら、1ヶ月でアトピー症状がかなり緩和しました。もう夢のようでした。ずーっと白いオリーブオイル石鹸を使いたいのに、日本にあるオリーブオイル石鹸は緑・茶色のものだけ。なんでだろうと疑問は解けないまま。こうなったら自分でオリーブオイル石鹸を輸入するしかない、とトルコにいる主人の家族に商業生産しているあらゆるオリーブオイル石鹸を送ってもらいました。そして敏感肌の私自身が試してみました。そのなかで、コレだ、と思ったのが今のオリプレナチュラルソープです。


| 30歳オリプレナチュラルソープ輸入開始
今のオリプレソープを輸入するためにメーカーの社長に会いにいきました。そこで、これまで疑問に思っていた濃い緑・茶色のオリーブオイルについてきいてみました。社長いわく、「濃い緑・茶色のオリーブオイル石鹸は、ポマスオイル(2番しぼりオリーブオイル)でできたもの。ポマスオイルとは、1番しぼりオリーブオイルをしぼった後に残る絞り粕からとった安価なオイルで、たいていヘキサンなどの化学溶剤を使って抽出するもの」とのこと。一番しぼりオリーブオイル石鹸との使い心地が全然違うと思っていたので、これで納得しました。また、当時は洋書しかなかった手作り石鹸の本を読み漁り、石鹸の原料オイルについても勉強しました。そこでわかったのは、牛脂、パーム油、ココナツ油などは肌を乾燥させる性質がある、肌が一番潤うのは一番しぼりオリーブオイル、ということ。ポマスオイルについても書かれていました。それまでどんな無添加石鹸を使っても乾燥していた理由がやっとわかりました。

それから約20年。ずっと全身オリプレナチュラルソープで洗い、シャンプーにも使い、どんどん肌が強くなっていると実感しています。47歳の今でも洗顔後化粧水もリップクリームも何もつけません。普段は完全ノーメーク。10代、20代の時に比べて断然肌の調子が良いので、それでも気になりません。スーツなどを着るときだけ、口紅をつけ、眉を足すぐらい。冬はどうしても乾燥する時だけ、乾燥する場所(目の回り、唇、手)にだけ、オイルかミツロウを塗るのですが、冬でもそんな日は数日だけです。アトピーは疲れがたまったり、プールで塩素に触れたり、埃に触れたりすると今でも手指に出てきます。アトピーがひどいときは、一日1回か2回まで手指にワセリンやミツロウを塗る。それだけです。かきむしらないので、ほうっておいてもそのうちにだんだん軽くなっていきます。オリプレに出会ってなにより良かったのが、ほうっておいてもそのうち楽になる、と思える“心の余裕”ができたこと。自然食、無添加と必死になっていた時には全く楽にならなかったのに、この“心の余裕”ができてから、アトピーの症状が楽になりました。今ではアトピーは体調のバロメーター、治すのでなく上手につきあおう、と思っています。化粧水、オイル、クリームなどはどんなに良いものでも依存症にならないよう、必要な時に必要な部分にだけ最低限使う、を心がけています。


★店長略歴
1968年生まれ。1991年津田塾大学国際関係学科卒業。電機メーカーの海外営業部で5年間勤務の後、外資系IT企業で2年間勤務。フリーの翻訳家を経て1998年よりオリプレナチュラルソープを輸入開始。21歳、18歳の娘二人と国際公務員の夫と4人暮らし。趣味はおいしいものを食べること。
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